日本都市計画学会中国四国支部の設立準備の経緯
(社)日本都市計画学会では、1990年以降、各地方で支部設立のための活動がなされ、東京の学会本部の他に、中部、関西、九州の3支部が設立されており、それぞれ地域の状況にあわせた独自の研究や自主活動が行われています。中国・四国地域においても、地域の特色を生かした研究会の開催や情報交換、会員相互の交流などを図るために支部を設立する意義は大きく、はじめは中国地域において会員有志が集い、協議を重ね、支部設立に向けた準備を進めました。
第1回目の会合は、2001年4月20日に16名が参加して開催し、「中国支部設立を目指すのか」「設立の意義や活動内容は」等について話し合い、今後、中国支部設立に向けて取組んでいくことを確認するとともに、今後の会合を「日本都市計画学会中国支部設立準備会」として位置づけることにしました。
第2回目、第3回目の準備会では、支部設立趣意書(案)や組織体制、スケジュールなどの検討を行い、ワーキングの立ち上げも行いました。
また、学会本部との折衝を進め、2001年12月14日の学会本部の常務理事会において、中国支部設立の動きが報告され、常務理事会から「四国地域を加えた中国四国支部としての設立を望む」「中国四国支部設立に向けて学会事務局も支援する」等の意見を頂きました。
これを踏まえ、中国四国支部としての設立を目指すことになり、四国地域との連絡を取り、第4回目の準備会からは、「日本都市計画学会中国四国支部設立準備会」として再出発させ、中国地域、四国地域が連携して、支部設立に取り組んできました。
その間、事務局を、(社)中国地方総合研究センター内に設置し、準備会のホームページを立ち上げるとともに、本年2月には先行して中国地域の会員全員に対し、経過報告と趣意書を通知し、5月には中国四国地域の会員等に対し発起人依頼を行うなど、具体化に向けた取り組みを展開してきました。
その結果、本年7月6日(土)に設立総会及び記念行事を開催できる運びとなり、中国・四国地域の全会員に対し、案内を行いました。
今後とも、皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、お願いいたします。
2002年7月6日
日本都市計画学会中国四国支部設立準備会
代表 石丸 紀興(広島大学大学院工学研究科教授)
杉恵 頼寧(広島大学大学院工学研究科教授)
柏谷 増男(愛媛大学工学部環境建設工学科教授)
update : 2022/05/25